COLUMN コラム
山下ホームの不動産お役立ちコラムです
外36℃でも、家じゅう24〜25℃。YUCACO仕様 苗穂モデルハウスで「同じ温度の暮らし」を体感
札幌で家づくりを考えている方へ。真夏に窓を開けても風が入らず、廊下やトイレに出た途端にもわっと暑い。冬はリビングから脱衣所へ移動するだけでひやっとする——。この温度の段差、きっと一度は感じたことがあるはずです。
山下ホームのYUCACO(ユカコ)仕様・体感型モデルハウスは、その段差を最初からつくらない家。外が36℃を超える日でも、室内は24〜25℃前後で落ち着きます。リビング、キッチン、廊下、洗面、トイレまで歩いても温度が変わらない感覚を、その足で確かめてください。
目次
見学の前に:この記事の読み方(モデルハウス紹介+体感のコツ)
本記事では「山下ホームの苗穂モデルハウス」を解説しています。見学時に価値が伝わりやすいよう、モデルハウスの体感ポイントをご紹介します。
事前に読んでおくと、当日どこを見ると違いが分かるかが明確になりますのでぜひ参考にしてください。
- モデルハウスの見どころ(温度ラベル、吹出口、空調室)
- 体感のコツ(温度だけでなく風当たり・音・湿度まで)
- 運用のイメージ(メンテと費用感はスタッフに具体質問)
まず結論—YUCACOは「家じゅう同じ温度」をつくる仕組み
一般的な冷暖房は“効いている部屋だけ快適”。部屋を出た瞬間に空気が変わるのは、冷暖房機器が点在しているから。YUCACOは発想が逆です。
家の一角にあるエアコン室で空気を整え、天井裏や壁内のダクトで各室へ静かに届ける。だから風当たりはやさしく、音も控えめ。廊下や脱衣所のような“取り残されがちな場所”も同じ温度でつながります。
仕組みはシンプルでも、設計の狙いは明快。家全体をひとつの器として扱い、温度差のストレスをつくらない。これが家中同温の心地よさです。
モデルで確かめやすい“仕組みのツボ”
- 空気を整える拠点=エアコン室…温度・清浄・換気をここで整え、各室へ安定供給。
- 静かに運ぶ=ダクトと風量計画…“当たり続ける風”を避け、居場所の自由度を確保。
- 器の性能…断熱・気密が高いほど、少ないエネルギーで同温が長持ち。
YUCACOを理解する7つのポイント
- 外36℃でも、家中が24〜25℃の快適空間
LDK・廊下・洗面など、温度差を感じやすい場所もほぼ同じ体感。見学時は各所に設置した温度表示ラベルで確かめられます。 - “エアコン室”が要。1台で全館を面倒みる考え方
部屋ごとにエアコンを積み増すのではなく、エアコン室+送風で家全体を一括管理。運用もわかりやすく、暮らしに馴染みます。 - 北海道の冬でも、玄関・廊下・脱衣所が寒くない
冬の放射冷却の朝でも、身支度や入浴後の“ひやっ”を抑制。ヒートショック配慮の観点でも安心です。 - 家事がはかどる:部屋干し・動線と相性◎
家全体で空気がゆるやかに循環するから、部屋干しの乾きが安定。生乾き臭の悩みも軽減しやすい。 - 空気の質まで配慮:換気とメンテのリアル
換気計画とフィルタ清掃の目安は来場時にご案内。手間を抑えつつ空気を整えるコツも実機を見ながらお伝えします。 - 風・音のストレスが少ない
吹出口の位置と風量を計画し、“当たり続ける風”や機械音のストレスを抑制。会話や睡眠を邪魔しません。 - 光熱費は“快適さ”とのバランスで考える
部屋ごとに個別運用するより、家全体をまとめて効率化する発想へ。快適コストという視点でご説明します。
見学で確かめる3つの観点
- 温度の連続性・・・リビング→廊下→洗面→トイレで体感が途切れないかを歩いて確認。
- 風の当たりと音・・・吹出口の位置・風量で居心地がどう変わるか、座ったり寝転んで検証。
- 空調室のリアル・・・メンテ手順・フィルタ清掃の頻度と所要時間を聞き取り。
部屋別でわかる、苗穂モデルの“体感シーン”
写真とともに、「温度・空気・動線」の3つの視点で体感ポイントをチェックしましょう。
真夏の調理中、冬の朝の身支度、就寝前の静けさ——札幌の季節を思い浮かべながら、
どの部屋でも24〜25℃前後の同温が続く感覚をイメージしてご覧ください。
ダイニング・キッチン

調理熱が出る空間でも24〜25℃の安定。配膳も最短で、家事効率×快適温度。
リビング

洋室

多目的ホール

TV壁

主寝室

ウォークインクローゼット

空調室

キッズルーム

家事室&パントリー

トイレ

バスルーム

シューズクローゼット

お掃除ロボットの部屋

INFORMATION

注目ポイント:温度ラベル/吹出口位置/空調室のメンテ動線。気になる点は当日スタッフへ。
FLOOR PLAN
40坪(134.43㎡)| 3LDK+S。来客・家事・就寝・入浴など、日々の動線で温度が変わらないことを確かめやすい回遊計画です。


YUCACOの設備(実機での確認ポイント)
- 空調室:エアコン+送風機+空気清浄の調整点。音・メンテ性・フィルタ清掃を確認。
- 換気口(床/天井):各室の取り入れ方と風の当たりをチェック。
- グリッドポスト:空気の通り道(構造)との関係をスタッフに質問。




YUCACOの特徴
空気清浄機(トルネックス社製)

24時間換気

スマート電化システム(暮らし×省エネの設計)
給湯・冷暖房・キッチンにヒートポンプ機器を採用し、電化の省エネ化を図る考え方。YUCACOの“家中同温”と組み合わせて、快適コストの最適化につなげます。
性能について
- 断熱 性能等級:6 … 断熱の器を強化して少ないエネルギーで同温を維持。
- UA値:0.25 W/m²K … 熱の逃げにくさ。値が小さいほど有利。
- C値:0.33 cm/m² … すき間の少なさ。気流の安定に効きます。
- 一次エネルギー消費量等級:5/削減率:49%
参考:山下ホームの全棟基準は C値 0.5以下/UA値 0.28以下。モデルはそれを上回る水準です。
他方式との違い
- 各室エアコン方式:部屋ごとの快適性は作りやすいが、部屋間の温度段差が課題に。
- 床下エアコン方式:床温の快適性は高い一方、換気や気流との整合が肝。
- YUCACO:1箇所で整えて全館に配る発想。温度の連続性と運用のわかりやすさが特徴。
1時間の“体感ツアー”でわかること
玄関 → シューズインクローゼット(SIC) → リビング → ダイニング・キッチン → 家事室&パントリー → キッズルーム → 階段ホール → 2F洋室 → ロフト → 主寝室 → WIC → 空調室 → トイレ → バスルームの順でご案内します。(状況によりかわります)
- 温度が途切れない:どこを歩いても体感が変わりにくい不思議。
- 風がやさしい・音が静か:会話や作業を邪魔しない空気。
- 空調室のリアル:仕組み・音・メンテのしやすさをその場で確認。
見学時チェックリスト(保存推奨)
- 玄関→トイレ→脱衣所:温度が変わらないか?
- 窓際と部屋中央:風の当たりや音の感じ方に差がないか?
- 空調室:フィルタ清掃の手順・頻度・所要時間を確認。
- 洗濯物:部屋干しの乾き方と臭気の残りにくさを聞く。
- 運用:設定温度・風量の基本と季節ごとのコツを把握。
所要は約45〜60分。スタッフがご案内し、疑問はその場で解決できます。
よくある質問(FAQ)
- エアコンは何台必要ですか?
- A. 基本はエアコン室の1台+送風機で家全体をまかないます。間取りや延床に応じて最適案をご提案します。
- 部屋ごとの温度調整はできますか?
- A. 家中同温が基本ですが、ゾーンごとの微調整は設計で対応可能。効率とのバランスを踏まえてご相談ください。
- 乾燥しすぎませんか?加湿は?
- A. 冬の札幌は乾燥が強め。加湿器の置き方・台数を気流に合わせてご案内します。
- フィルタ清掃の頻度は?
- A. ご家庭の環境にもよりますが、2〜3か月に一度程度が目安。実機でお手入れ方法をご説明します。
- 停電時はどうなりますか?
- A. 停電中は空調も停止しますが、建物の断熱性能で急変しにくい設計。復旧後は再起動します。
- 光熱費は高くなりませんか?
- A. 個別に各部屋を動かすより、家全体で効率化する発想。具体的な考え方は見学時にご説明します。
- 音は気になりませんか?
- A. 吹出口の位置・風量計画により静けさを確保。モデルで実際の音環境を確認してください。
- リフォームでも導入できますか?
- A. 新築または大規模リノベでのご提案が基本。既存住宅は構造により可否が変わるため要相談です。
- アレルギー・花粉への効果は?
- A. 換気時はフィルタを通して外気を取り込む設計。季節や症状に応じた運用もお話しします。
- 見学時にチェックしておくべきポイントは?
- A. 温度・風の当たり・音・空調室の清掃性。できれば夏・冬など極端な季節に体感するのがおすすめです。
アクセス・見学情報
所在地:札幌市東区本町1条5丁目6番34号
最寄り:JR「苗穂駅」から1.9km(徒歩約24分)/ 地下鉄東豊線「環状通東」から1.4km(徒歩約18分)/ 中央バス「本町1条5丁目」すぐ
駐車場:4台あり
所要時間:45〜60分/お子さま連れOK/持ち物不要(体感しやすい軽装がおすすめ)
※室温は体感の一例です。外気・日射・来場人数・窓の開閉等により変動します。
用語ミニ解説
UA値=外皮平均熱貫流率。数値が小さいほど熱が逃げにくい/C値=相当隙間面積。小さいほど気密が高い。