COLUMN コラム

山下ホームの不動産お役立ちコラムです

家づくりのこと

ペット臭対策に強い 換気と間取りの工夫

ペット臭対策に強い 換気と間取りの工夫

「ペットと暮らすようになって、家に帰るのがますます楽しみになった!」 そんな声をよく耳にするようになりました。 愛犬・愛猫との毎日は、癒しや笑顔にあふれていますよね。

でも一方で、気になるのが「におい」の問題。

「お客さんが来る前は、必死で換気するようになった」 「何となくリビングにペット臭が染みついてきた気がする…」

そんなお悩みを抱えるご家庭も少なくありません。

そこで今回は、ペットとの暮らしをより快適にする「におい対策」について、 山下ホームが考える換気や間取りの工夫をご紹介します。


Photo by 中村陽子

においの悩みは、“たまる前に出す”のが鉄則

ペットと暮らすご家庭にとって、においはとても繊細なテーマ。 においの大小は個体差がありますし、家族にとってはそれがたまらなく良いにおいだったりもしますよね。

ただ、毎日一緒にいると慣れてしまうけれど、来客時に「臭わないかな?」と不安になることも。

とくに、トイレやケージの周辺などは、知らず知らずのうちににおいが蓄積されやすく、 室内の空気感全体にも影響してしまうことがあります。

でもご安心ください。 におい対策は「ちょっとした工夫」と「正しい知識」で、ぐっと快適になります。

におい対策で最も重要なのは、「においが蓄積する前に、外へ逃がす」こと。

つまり、においを発生源からスムーズに排出できる仕組み=換気計画がとても大切です。とくに、トイレやケージ周辺といったにおいがこもりやすい場所には、 局所換気(部分的な排気)の設計が欠かせません。

たとえば、ペットスペースの近くに排気口を設けて、においを集中的に外に逃がす。 あるいは、自然な風の流れを活かして、窓の配置で効率よく換気を行うことが重要です。


Photo by 杉田賢治

山下ホームでは、そうした空気の流れに加えて、全館空調+24時間換気の「YUCACO(ユカコ)システム」を採用。

このシステムは、単に空気を入れ替えるだけでなく、家全体にゆるやかに空気を循環させる設計になっています。そのため、においが一箇所にとどまることなく、迅速に排出される仕組みとなっているので空間全体がいつもクリアな空気に保たれます。

さらに、YUCACOには高性能フィルターが搭載されており、ペット由来のにおいやアレルゲン物質までしっかりキャッチ。

だから、ペットと暮らしていても、空気はいつも清潔。ご家族にとってもペットにとっても、やさしい空間が実現できるのです。

実際にYUCACOを導入されたご家庭からは、

「家に入った瞬間、空気がさわやか」「ペット臭が気にならなくなって、来客も気軽に迎えられるようになった」といったうれしい声が多数届いています。

さらに、窓の位置や空気の流れを考えたプランニングを組み合わせることで、自然の風と機械換気の両方を活かした住まいづくりが可能に。

においだけでなく、湿気やカビ対策としても効果的です。

山下ホームの「YUCACO」システム

 

空間と素材で「においが染みつかない工夫」を

次に意識したいのが、「においをためにくい素材選びと空間の分け方」です。

たとえば壁材には、消臭クロスや珪藻土を。 珪藻土は湿度やにおいを吸着・放出する特性があり、 ペットと暮らす住まいの壁材として注目されています。

床材には、タイルや撥水性のあるフロア材がおすすめ。 お手入れしやすく、においの元になる汚れの染み込みも防げます。

また、リビングとペットスペースを完全に一体化しない工夫も、 においの拡散防止には有効です。 扉や仕切りを設けて、空間ごとに役割を持たせることで、 家族もペットもストレスなく過ごせる空間が生まれます。

間取りによっても、においの感じ方は大きく変わることも。

たとえば、玄関からリビングまでの動線に間仕切りを設けることで、 外から入ってきたにおい、あるいはリビングから漏れるにおいを抑えることができます。

また、ペットコーナーを北側に配置すると、温度の上昇がゆるやかになり、 においが空気に乗って家中に広がるのを防ぎやすくなるでしょう。

YUCACOシステムのように、家全体の空調を一定に保てる設備と合わせることで、 においの広がりを抑えるだけでなく、ペットの体調にもやさしい環境が整います。動線の工夫は、住まい全体の快適さにも直結します。


提供:ペットライフスタイル株式会社

実際に住んでいる人の声をご紹介

山下ホームが加盟している「AMILIE(アミリエ)」では、 ペットと一緒に心地よく暮らせる住まいの事例がたくさん掲載されています。

実例紹介①|においを感じさせない、心地よい住まいづくり

まずは、「愛犬と暮らす家」として建てられた住宅をご紹介します。こちらの住宅は生活のすみずみまで、ペットと心地よく暮らすための工夫が詰まっています。

一番のポイントは、「におい対策」としての間取り設計。リビングからすぐの場所に設けた広めの土間空間は、愛犬の遊び場としても活用されており、室内と屋外をゆるやかにつなぐ役割も果たしています。

この土間には外から直接出入りできる扉があり、庭遊びのあとのお手入れや、においのこもりにくさにも配慮されていますね。

壁材にもこだわり、来客時にもペットのにおいを感じさせない清潔感のある空間が保たれています。

ペットとの暮らしで気になりがちな「におい」問題も、間取りや素材の工夫、そして空気の流れの計画次第でぐっと快適になります。

出典:「ペットを飼いたい」からはじまった、これから愛犬家になる家族が考えた平屋(アミリエ住宅ナビ【ペットと暮らす住まい事例】)

実例紹介②|愛犬と心地よく暮らすための工夫が詰まった住まい

次にご紹介するのは、“ニオイ”や“動線”といった細かなポイントまで、ペットと快適に暮らすための工夫が詰まった住宅です。

なかでも注目したいのが、「空気の流れを活かしたニオイ対策」。

一般的にペットのいるご家庭では、トイレやケージまわりのニオイが気になるというお悩みをよく耳にします。

そんな課題に対して、こちらのお宅ではシーリングファンと上昇気流を活用。リビングで発生した空気を上に押し上げ、2階のロフト部分に設けた排気口から外へ逃す設計が採用されています。

これにより、ニオイが室内にこもることなく、空気が自然に循環する心地よい空間が生まれました。

消臭素材に頼るだけでなく、設計段階から空気の流れを考えることで、根本的なニオイ対策を実現しています。

空気の循環をしっかり設計すれば、ペットのニオイだけでなく、湿気やカビの対策にもつながり、家全体が快適な環境に。

まさに「愛犬にも人にもやさしい住まい」の実例です。

出典:とことん愛犬との暮らしにこだわった、家族と愛犬の健康に配慮した愛犬家住宅(アミリエ住宅ナビ【ペットと暮らす住まい事例】)

このように、ペットとの暮らしに寄り添った家づくりは、ちょっとした工夫の積み重ねで、ニオイの悩みやお手入れの手間をぐっと減らすことができます。

空気がキレイだと、毎日がもっと心地よくなるはず。これから家づくりを考えている方は、ぜひこうした実例を参考にしてみてはいかがでしょうか。

「におい」が少ない家は、暮らしの質が上がる家

ペットと暮らすうえで気になる「におい」。

その対策として消臭スプレーや脱臭機を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、本当に大切なのは、「においがこもらない空間を最初からつくること」です。


提供:ペットライフスタイル株式会社

山下ホームでは、空気の質を家づくりの重要な要素ととらえ、設計段階から「においが蓄積する前に出す」ための空気の流れを徹底的に考え抜いています。

とくに、全館空調+24時間換気システム「YUCACO(ユカコ)」を導入することで、空間ごとの温度差をなくしながら、家全体の空気をゆっくり・まんべんなく循環。これにより、においが一箇所にとどまらず、自然に排出される家を実現しています。

また、高性能フィルターがアレルゲンや臭気物質もキャッチしてくれるため、空気はつねにクリーンな状態を保ちやすくなるんです。

「 部屋全体がいつもさわやか」「ペット臭が気にならなくなった」といった声が寄せられるのも、このシステムの大きな魅力のひとつ。

においの少ない家は、ペットにとっても人にとっても心地よく、さらには来客を安心してお迎えできる、「おもてなし上手な住まい」にもつながります。

山下ホームの体感型モデルハウスでは、実際の空気の流れや素材感、YUCACOの効果などをじっくりご体感いただけます。

気になる方は、どうぞお気軽に見学予約・ご相談ください。

 

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