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GX志向型住宅とは。補助金160万円って本当?どんな制度なの?

GX志向型住宅とは。補助金160万円って本当?どんな制度なの?

2024年12月頃から「GX志向型住宅」という言葉が住宅業界で使われ始めています。

「何やら、160万円の補助金がもらえるらしい」「GX志向型住宅キャンペーンなるものが始まっている」というようなことは広告等でも見たことがある方は多いはず。

ただ、一方で「GX志向型住宅」って一体なんなのか。そもそもGXって何なのか知っている人は少ないはず。
今回の山下ホームのお役立ちコラムでは、最近話題の「GX志向型住宅」についてを解説していきます

コラムの後半では山下ホームが開催しているGX志向型住宅キャンペーンのことも記載していますので最後まで読んでみてください。

GX志向型住宅とは?基本概念と背景

GX志向型住宅とは、環境負荷を抑えながら住まいの快適性とエネルギー効率を向上させる、
次世代型の省エネ住宅のことをいいます。(GXとはグリーントランスフォーメーションの略です。)

子育てグリーン住宅支援事業が目指す「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて、新たに創設された住宅区分であり、従来のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を大きく上回る性能を有する住宅のことです。

GX志向型住宅が注目される背景には、地球温暖化対策やエネルギー資源の枯渇といった世界的課題があります。

さらに、日本国内ではエネルギー価格の上昇や光熱費負担の増加が社会問題となっており、GX志向型住宅はその解決策として期待されています。

GX志向型住宅の基準・条件

GX志向型住宅の基準は、以下の条件を満たすことが求められます。

  • 断熱性能等級6以上
  • 一次エネルギー消費量の削減率
    「再生可能エネルギーを含む場合100%」(寒冷地の場合75%(Neary ZEH)も可)
    「再生可能エネルギーを含まない場合35%」

    どちらも満たす必要があります。
  • 対象住戸の面積:50㎡以上240㎡以下であること。

断熱性能等級6以上」とは、外気温の影響を受けにくい高断熱構造が必須。北海道などの寒冷地(地域区分1・2地域)の場合は、冬の期間に暖房をつけていなくても体感温度が15度を下回らないとされています。(その他の地域区分で13度)

また、具体的な技術として、太陽光発電システムや蓄電池、高性能断熱サッシの採用が推奨されています。これにより、消費エネルギーを最小限に抑え、持続可能な住まいを実現することができます。

「子育てグリーン住宅支援事業」と補助金の詳細

「GX志向型住宅」は「子育てグリーン住宅支援事業」で対象となる住宅のことをいいます。「子育てグリーン住宅事業」では、以下のような補助対象の住宅があります。

対象世帯 対象住宅 補助額
すべての世帯 GX志向型住宅 160万円/戸
子育て世帯等 長期優良住宅 建替前住宅等の除却を行う場合 100万円/戸
上記以外の場合 80万円/戸
ZEH水準住宅 建替前住宅等の除却を行う場合 60万円/戸
上記以外の場合 40万円/戸
  • 対象工事:注文住宅の新築、分譲住宅の購入、賃貸住宅の新築
  • 申請期間:未定(2025年1月現在)
  • 申請方法:未定(2025年1月現在)

詳しくは営業担当までお問い合わせください。

GX志向型住宅のメリット

GX志向型住宅には以下のようなメリットがあります。

  • 光熱費削減
    GX志向型住宅は高性能な断熱材や再生可能エネルギーの活用により、冷暖房や給湯にかかる光熱費を大幅に削減できます。さらに、太陽光発電や蓄電池を導入することでエネルギーの自給率を向上させ、長期的な光熱費の削減が期待できます。
  • 快適な住環境
    高断熱・高気密構造によって、外気温に左右されず室内の温度が一定に保たれます。
    これにより、夏は涼しく冬は暖かい快適な居住空間が実現します。また、湿度の調整や防音性能の向上も兼ね備えています。
  • 災害への備え
    停電時でも電力を確保できる蓄電池や太陽光発電システムを導入しているため、災害時の備えとして非常に有効です。
    さらに、断熱性能の高さがヒートショックのリスクを軽減し、健康的な住環境を提供します。
  • 環境保全への貢献
    GX志向型住宅はCO2排出量の削減に貢献することができます。
    再生可能エネルギーの利用により、家庭での温室効果ガスの排出を抑え、気候変動対策に寄与します。

GX志向型住宅のデメリットと注意点

一方で、GX志向型住宅にはいくつかの課題があります。

  • 初期費用の高さ
    GX志向型住宅は、高性能設備や断熱材を導入するため、一般的な住宅と比べて建築費用が高額になります。
    初期投資が必要なため、費用対効果を慎重に検討する必要があります。
  • 施工業者の選定が重要
    GX志向型住宅の基準を満たすためには、高度な技術を持つ施工業者が必要です。
    不適切な施工業者を選ぶと、性能が期待を下回るリスクがあります。
    業者選定には十分な情報収集と検討が求められます。
  • 立地条件の制限
    土地の条件や法規制によっては、GX志向型住宅の建設が難しい場合があります。
    特に、太陽光発電設備の効率が悪い地域や、土砂災害特別警戒区域では設計に制限がかかる可能性があります。

ZEHや長期優良住宅との違い

GX志向型住宅は、従来の省エネ住宅であるZEHや長期優良住宅と比較して、より高い性能基準を満たしています。

項目 ZEH・長期優良住宅 GX志向型住宅
断熱性能 断熱等級等5以上
※北海道ではUA値:o.4W/㎡・K以下
断熱等級等6以上
※北海道ではUA値:o.28W/㎡・K以下
省エネ性 一次エネルギー消費量削減率20%以上
(BEI:0.8以下)
一次エネルギー消費量削減率35%以上
(BEI:0.65以下)

GX志向型住宅は環境配慮型の住宅としてZEHや長期優良住宅よりもより高い性能であることがわかります。

山下ホームの住宅性能は?

当社山下ホームは令和6年度のZEHビルダー評価制度最高ランクの「6つ星」を獲得しています。

今回のGX志向型住宅の基準ができる前から、当社の建物は全棟ZEH基準をクリアしていました。
更に、GX志向型住宅の基準もクリアしています。

評価基準については下記となります。

  1. 前年度のZEHビルダー実績報告をしている。
  2. 前年度ZEHビルダー実績及び各年度のZEH普及目標・実績を自社ホームページで表示している。
  3. 前年度においてZEHビルダーとしてZEHの建築実績を有する。
  4. 前年度に受注した住宅の25%以上がZEHとなっている。
  5. 前年度に受注した住宅の50%以上がZEHとなっている。
  6. 前年度に受注した住宅の75%以上がZEHとなっている。

当社はすべての条件を満たし、最高評価の6つ星を獲得しました。

詳しくはこちらをご覧ください。

更に、山下ホームでは全館空調YUCACOシステムを提案しています。

YUCACOシステムとは

1年中快適に過ごすことのできる全館空調システムです。
外気を熱交換換気システムで一度加熱・冷却し、空調室内の空気清浄機と1台の家庭用エアコンを通して適温にし、送風ファンによって各居室に送ります。

高い省エネ性能があり、家中快適な温度で保つことができてランニングコストを抑えられる仕組みです。
高い性能基準をクリアした体感型モデルハウスがあります。ご予約制で見学可能です。

体感型モデルハウスはこちら
体感型モデルハウス
札幌市東区本町1条5丁目6番34号) (詳しくはHPをご覧ください)

まとめ:GX志向型住宅は今後選択肢となる

GX志向型住宅は、環境負荷を軽減しつつ快適で持続可能な暮らしを提供する新しい住宅モデルです。

政府の補助金制度を活用すれば、高性能住宅の導入ハードルを下げることができ、長期的な光熱費削減や災害対策の面でも多くのメリットがあります。

これからの住宅選びにおいて、GX志向型住宅は非常に有力な選択肢となるでしょう。山下ホームでは2025年3月31日までのご成約者さま限定で特別なキャンペーンを開催しています。

YUCACO仕様の注文住宅を10棟限定で100万ポイント分のオプション工事をサービスします。全館空調YUCACOシステム+太陽光パネル+ZEH仕様の建物です。

詳しくは担当営業までお問い合わせください。

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